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モデリングソフト Sculptris 使い方 5 [Sculptris 使い方]

Sculptris(スカルプトリス)基本的な使い方について、
前回(使い方4)の続きです。



今回は、「PAINT」モードの説明をしていきたいと思います。

ペイント.jpg

この「PAINT」モードというは、オブジェクトに色を塗る事が出来るモードです。
イメージとしては、紙粘土に絵の具などで色を塗っていくような作業に似ています。

プロフェッショナルが使うような3DCGソフトでも、オブジェクトに色を塗る事は可能ですが、
複雑な操作が必要だったり、PhotoShopなど別のソフトを使う必要があったりして、少々面倒です。

しかし、スカルプトリスでは、他のソフトを使ったり複雑な手順は一切ありません。
とても簡単に楽しみながら、色塗りをする事が可能になっています。

それでは、さっそく、
今回も、前回に引き続きカメのキャラクターを使用しながら、チュートリアル形式で説明したいと思いますので
皆さんも一緒にソフトを操作しながら、読み進めてみましょう!



25)ペイントモードを起動
・まず、色を塗るオブジェクト(カメ)を開きます。
そして、「PAINT」ボタンを押して、ペイントモードを起動します。図25

ただし、この時、注意して下さい
一度、ペイントモードに行くと、モデリングモードに戻る事が出来ません
なので、ペイントモードに行く前に、あらかじめデータを保存しておく事をお勧めします。

図25
図ka25.jpg



26)全体を、塗りつぶす
・まず最初に「塗りつぶし」ボタンで、全体を黄色に塗りつぶします。図26

図26
図ka26.jpg



・なお、塗りつぶす時にペイントの濃淡を、今回は一番濃くして塗って下さい。
調整は、上にある三つのスライドバーの、二番目「強さ」スライダーで行えます。図26_2

図26_2
図ka26_2.jpg



27)カラーペイントで、甲羅や顔を塗る
・全体を塗った後、今度はブラシを使って(マウス操作で)部分的に塗っていきます。
ブラシで色を塗るには、「カラーペイント」ボタンをクリックすると塗れるようになります。

今回は、このような手順で行いました。図27

図27
図ka27.jpg



「色アイコン」には、常に2色が保持されています。
間違って、体の部分を緑色に塗ってしまった場合は、「Invert」ボタンを押して、
「色アイコン」を黄色にチェンジして、塗り直しましょう。

「Invert」ボタンを押すのが面倒な場合には、「Alt」キーを押しながら塗ると、
押している間だけ、色がチェンジされるので便利です。図27_3

図27_3
図ka27_3.jpg



・また、「スポイト」機能を使うと、
オブジェクトに塗られている色を、「色アイコン」に登録する事が出来ます。

「スポイト」機能 → 「c」+ 取得したい色の所でクリック 図27_4

図27_4
図ka27_4.jpg



・塗る時にペイントの輪郭を 「ぼかし」 たり、「ハッキリ」 させる事も出来ます。
調整方法は、上にある三つのスライドバーの、三番目「硬さ」スライダーで行えます。図27_2

図27_2
図ka27_2.jpg


ブラシで色塗りする時は、
最初は、輪郭をハッキリさせて豪快に塗り、仕上げではぼかしながら
細かい部分をちょこちょこっと塗ると、綺麗に仕上がると思います。



・上記ブラシ操作を駆使しながら、目や口も塗っていきましょう。図27_5

図27_5
図ka27_5.jpg



今回は、以上です。

次回は、マスクや、高さマスクを使ったペイント方法や、
複数の質感を使う方法などを、簡単に紹介していく予定です。

なお、このブログでは各機能について深く掘り下げて解説していません
もっと詳しく知りたいと言う方は、ここのホームページから
「日本語ドキュメントPDF」 がダウンロード出来ると思いますので、
そのPDFを読んで頂く事をおすすめします。



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